
荒川区支部長:井田裕樹
豊島区支部長:浅原賢一
文京区支部長:小能大介
豊島区支部幹事長:山﨑耕司
司会進行:柳国承(豊島区支部情報委員長)
柳:本日は第四ブロックを構成する豊島区支部 浅原支部長、文京区支部 小能支部長、荒川区支部長 井田支部長に、年末のお忙しい時期にお越し頂きました。皆様ありがとうございます。
「第四ブロック座談会」ということで始めさせて頂きます。
テーマ1 それぞれの地域の特徴は? 先ずは最初のテーマです。令和5年4月1日から「第四ブロック」としての体制が始まるわけですが、それぞれ地域の特徴を簡潔にご説明お願いします。先ずは豊島区支部 浅原支部長から。
浅原:豊島区は現在人口が30万人弱、10年ほど前は25万人弱でした。当時のニュースなどで「消滅可能性都市」と言われたことから、高野之夫豊島区長が「何か町興しなどで盛り上げなくてはいけない」という事で「豊島区は芸術文化に力を入れていく」という区のコンセプトを謳い、人口増加を実現させました。
元区庁舎のあった跡地については、「Brillia Hall」という劇場建物を建築し、その他に豊島区内で 7つの劇場を要し芸術の街という PRを展開しています。それプラス「アニメ」ですね。近くにアニメイトがあり、西武池袋線沿線に「豊島区立トキワ荘マンガミュージアム」を開館し、町興しの一環として
PRしています。
また、豊島区は単身高齢者が非常に多く、区内の7割が賃貸住宅というのも特徴です。
柳:続きまして文京区支部はいかがでしょうか?
小能:文京区の面積は11.29km
2人口は24万3千人です。住宅地、商業地よりも学校が非常に多いですね。
「文(ふみ)の京(みやこ)」というくらいの名前ですので、ご存じの「東京大学」や「お茶の水女子大」など小学校から大学まで90校以上の学校があるという特徴から、職種としては「売買の土地」も少ないし学校周辺地などは厳しい規制もあります。そういった意味では不動産商売はやりづらい地域かと思います。
そのような訳で、豊島区さんの「芸術」とはまた違って「学問」に特化した区のカラーとした特徴がありますね。
文京区支部としては学生さん向けの賃貸などは活発で、売買の方は不動産所有者のお子さんがある程度の年齢になった時に「学校の入学に絡めた、一家での居住」という形での住宅や分譲マンションの売買なども特徴ですね。
それと、ご存じかと思いますが文京区は「JRの駅がない区」でして、新しい駅を誘致できるような状態に密集しているため地価も上昇しているのもあり、「マンションを買うにも二世帯でローンを組む」というような商売の現状です。
柳:続きまして、荒川区支部の井田支部長いかがでしょうか?
井田:お二人のお話にならい荒川区の面積をスマホで調べてみたのですが(一同笑い)文京区さんよりちょっと小さい10.16=A人口が約20万8千人です。荒川区は大きく分けると「日暮里地域
/町屋地域 /尾久地域 /南千住地域」があります。町屋や尾久も開発はしていますが、どちらかと言えば昔ながらの下町です。南千住においては数年前から大規模な開発が行われて、その前までは荒川区の人口は18万人前後をずっと推移していたのですが、南千住にタワマンなどが建てられ2万人以上増えました。つくばエクスプレスなどの交通も影響して、ようやく20万人を越えるようになっています。
あと都電荒川線と新交通システムですが「日暮里舎人ライナー」が走るようになり足立区では大分恩恵があるようですが、荒川区ではそれほどの影響は感じられないですね。
荒川区は大学が1校しかないのですが、日本で有名な「私立の開成高校」は西日暮里にあり見るからに頭の良さそうな生徒さんが見受けられますね。
あとは残念なことなのですが、荒川区は都内23区で唯一「スタバがない」区です。
一同:えぇ~~(笑)
井田:スターバックスコーヒーが実はありません。
柳:先ほど再開発されている南千住は・・・。
井田:ありません!荒川区には日暮里、西日暮里のJR駅があり、その隣には田端がありまして、そこは北区になるんですけど、田端にはスタバがあるんです!
一同:(笑)
井田:地域性はそんなところです。
柳:続きまして支部や事務局などはどういう特徴でしょうか?
浅原:豊島区支部では会員数が約730社と業者数が多いのかと思います。豊島区支部では事務局員が2人在籍し毎年一般業務と会計業務を2年毎に交互に行い、両名とも、どの仕事も出来る体制をとっています。今の体制で10年前後やってくれているので「1言えば10返してくれる」ほどよくやってくれています。また、役員関係は年齢層の若返りが出来ているのも特徴です。
小能:文京区支部の事務局は1人体制で回しています。会員も270社くらいですからなんとか出来るとはいえ 1人に全てを任せるわけにもいかないので、役員がほぼほぼ一緒に手伝っていく形で、あとは外注に任せることもあります。例えば今だと「新年会のお知らせ」などは専門業者にまかせて、お知らせから集計までやってもらっています。そこを総務などがサポートするイメージですね。ですので、第四ブロックでは事務局員が3人になるということで、我々としては心強いです。
井田:荒川区支部ですが、だいぶ役員の若返りが進みました。我々の支部には青年会という組織がありまして、文京区さんもあるのですけれど、実は先日「宅建協会荒川区支部青年会創立 50周年記念」の忘年会があって、文京区支部さんや豊島区支部さんからも数名ゲストでお越し頂いたのですけれど、彼らは支部の業務について大分力を貸してくれるようになりました。そのきっかけは我々の業界でパソコンを導入していく必要に迫られた時期に、なかなかデジタル化への導入が進まない。そこで活躍してくれたのが青年会のメンバーで、一軒一軒会員さんの事務所を訪れ、メールのやり方や物件の写真のアップロードやネットへの情報掲載などを当時の青年会が一生懸命大活躍してくれたんですね。
その機運から良い流れがつくられ、徐々に徐々に若返りが図られ、ほぼほぼ支部の役員は当時の青年会のメンバーで成り立っています。
荒川区支部事務局は町屋から今の事務局の場所に引越しをした際、大分断捨離を行いまして、割と身軽な状態にはなっていて、すぐにもこちら(豊島区の事務局)に移動はできるくらい体制ではあるのですが、3月末までは維持をしていこうとなっております。事務員は一人体制です。文京区さんより更に会員数が少なくて、基本的にはうちの事務局員さんは一人で効率よく仕事が出来る方なので、時折担当役員が手伝うくらいという感じですね。
テーマ 2 第四ブロックをどのようにしていきたいか?それに対する課題など。
柳:それでは次のテーマに移ります。「これから始まる第四ブロック、どのようにしていきたいか?それにあたっての課題など」をテーマに、発言の順番など気にせず忌憚ないご意見を頂ければと思います。
小能:先ずは、基本的なイメージですが「公益事業は本部で行う」。例えば今現在では研修なども動画配信で参加者が増えてきていて、ゆくゆくは不動産相談なども公益に関わるものは本部で行うというのが本部上層部での方針ですね。
そうなると「ブロックは何をやっていくのだろう?」となるのですが、やはり共益を中心に活発に動く。今まで他団体との入会競争のあおりを受けて、交付金が減ったと言うことで既存会員の皆様にかなりご迷惑をかけていたのが、ここ数年の実情だったと思うのですね。今度はブロック会員の皆さんに「楽しく、皆さんで商売のやりやすい環境を作っていく」そういった共益事業を中心に還元をしていく。これからどこのブロックでもそういう流れになるであろうと思われるのです。
今までのような固いイメージではなく、柔軟に活動していく団体になっていくのではと思います。文京区支部は今予算を組んでいますが公益に関する項目を大分カットしました。そのカットした分を共益に回していくという大胆な予算を組んでいます。 今後
3支部合同での予算会議がありますので、詳細はそこで決めていくのですけど、3支部長の意見があえば、そういった流れになるのかなと私は思います。
柳:さしあたって、分かりやすい例を挙げると、旅行会や新年会などですか?
小能:そうですね。あとは忘年会なども含めて「区(支部)の壁」を取り払って、皆さんで楽しくやっていけるような流れ、ただ、当然人数が増えますのでそれに合った会場などの問題がありますけどね。
井田:大事ですよね。うちの支部(荒川区支部)では見聞きの情報で「第四ブロックになるよ」というのは分かってはいると思うんですけど、じゃあ実際に一緒になったらどうなるの?というイメージは、3支部の交流があればもっともっと肌で感じることが出来るのかなと思っています。先ほど、地域性のことを話していましたが、うちは長年不動産業を続けてらっしゃる先輩会員さんが多いので「豊島区支部ってどこにあるの?」(ここで豊島区支部山﨑耕司幹事長も参加)から始まるのですね。今ようやく「どうして第四ブロックになるのか?」の説明は理解を頂けたのかなと。「ならば、新しい事務局はどこなの?」そういう意見が現実として多いので、そこから片付けていかないと。
それと同時に3支部の会員さんが交流出来る場、機会を作っていくこと。会員間の中には実際に仕事上でのお付き合いが既にある方もいるかもしれないので、そうなると、ブロック活動に積極的に活動やお手伝いを頂ける方も出てきやすくなるのかと思うのです。
浅原:豊島区支部では、忘年会を3年ぶりに出来るようになっていて、参加される会員さんは「顔つき合わせて話し合える機会が再開して本当に良かった」という意見が多いですね。それが仕事になるか、ならないかは次の段階の話かと思うのでまずは、機会を作り、会員間のコミュニケーションを作ることが大事だと。小能支部長がおっしゃった通りブロックは共益がメインで、横の繋がりを作ることが一番大事じゃないかと思います。公益については本部でしっかりやってもらえればと。
あと、入会についてなんですが、本部とブロックの役割分担や方向性が今現在ハッキリしていないんですね。本部から特別交付金がおりてきて「新年会などに利用して」と潤っているわけなので、新入会員の獲得というのも本部とブロック全体的に大事なテーマですよね。
小能:おっしゃる通りですね。今、合併をしない単独でブロックに名称変換する支部もあるわけですから、そういうところは会員数が多いのですが、同時に入退会者の動きも大きくて、本部組織委員長である浅原支部長に、そういう所に開業センターを作って貰って受付もしてもらう。合併しないブロックさんはターミナル駅があるので、新宿と本部の研修センターだけでなく、新入会員さんの入会受付強化ができるのではないかなと。浅原組織委員長に是非動いて頂ければ。
浅原:分かりました(笑)。確かに、新宿の入会受付センターは良い場所にあって、業務内容を広げた方がいいなと思っているのですけれど、各支部の入会者数のデータが毎月出るのですが、今豊島は今年何故か都内の上位3番目の入会者数で。
小能:凄いですね
浅原:凄いんですよ。他の大きな支部は事務局員が3人体制でやっていて、そのうち1人が固定で入会の受付をやっているのですね。うちは二人でそれだけの事務処理を回していて、事務局員の能力も関係するのですが、やろうと思えば出来るのだなと。今後ブロックになりもう一人加われば入会受付など行うことは出来るのかなと。
小能:そうですよね。開業センターとしてやってもいいですよね。
浅原:開業センターっていうとちょっと大きな話なので、ブロックで入会受付はするべきだなと。それプラス、開業センターの行政書士だけの受付をしていますけど一般の受付もする。そういう届け等は都庁へ出しますから、帰りがけに寄って受付できるようになるのが理想かなと考えています。
小能:ターミナルにブロック事務所がありますから、そういうことができますよね。
そして、話題が変わるのですが若手の交流と育成をしていかなくてはいけないと思うんですね。豊島区支部さんも荒川区支部さんも「若返りが出来ていますよ」とおっしゃっていました。でも今は良くても毎年積み重ねていくと、そのうち空洞化してしまう可能性もあります。
今、文京区支部と荒川区支部では青年会があります。この青年会が支部の福利厚生を担ってくれているんですね。例えば文京区支部ですと先日クリスマスパーティーとして120人参加で盛大に行いまして、東京都本部では8支部に「青年会」があって、荒川さんなんかはお付き合いが深くて、今回のパーティーに荒川区支部の青年会にも来て頂いて、文京区支部も会員さんの奥さんやお子さんも参加され、催し物やもの凄い景品のビンゴを用意して、お子さんが両手に袋を抱えきれずに帰るような不動産屋ならではの企画をして、これは支部としては出来ないんですね。
「青年会に入る、運営をしていく、そこで交流し、組織を学んで、そういうメンバーが支部の役員として上がってきてくれる」
僕も青年会長を務めまして、今は支部長を務めるようになっていますけど、そういう時代に文京区支部は入っていまして、そういう底上げの文化が出来ている。
豊島区さんではゴルフ同好会がそれに該当するのですか?
浅原:ゴルフ同好会はそれ(青年会)に変わるというほどではないですけれど、本部では「青年部会」という組織になるのですよね。
山﨑:せっかく今度第四ブロックとしてやっていくわけですから、例えば行事ごとに少しずつでも一緒に合同で企画を行えたら良いですよね。うちでも若手がどんどん参加出来るようになれば。
井田:非常にいいと思いますよ。
山﨑:先日荒川区支部さんの50周年参加させて頂いて、とても楽しかったですから。
柳:青年会は支部と一緒に立ち上がったような歴史なのですか?
小能:台東区支部さんと文京区支部青年会は支部創設より前に立ち上がっています。
井田:支部より青年会のほうが長いんです。
小能:夏にはバーベキュー大会もやったりします。
山﨑:そういうのも、少しずつ一緒に行って、参加者も少しずつ増えていったらいいかなぁと。
浅原:年齢制限はあるんですか?
井田:青年会毎に規約があるんですが、荒川区支部の青年会は55歳ですね。
小能:うち(文京区支部青年会)も同じです。 そして55歳以上になった会員さんは賛助会員ということで。
井田:お金は出して口は出すなと(笑)
柳:そういう文化が根付いているんですね。
小能:それが共益の最たる所になりますし、会員間だけで無く家族も巻き込んでいるので、小さな子供さんも知っていて、その子が大きくなって支部の役員として手伝って頂いたりしていて。
井田:荒川区支部もまさにそうですね。こないだ歴代の会長さんの息子さん、昔サマーランドに行った企画の集合写真で当時小学生だったその息子さんが写っていて、その方が青年会の中心で活躍しているんですね。本当に歴史があるんです。
そしてもう一つ、私も本部に行くようになってですね、墨田、江東、葛飾、江戸川、台東、北区の支部長さん達が同時期に青年会でやっていたメンバーがこぞって本部にいらっしゃるので、安心感もあるし困った事があれば助けてもらえるなど「青年会ってやっぱり凄いな!」って思います。それともう一つは、支部内でも我々は町場の小さな不動産業者ですから、ほとんどが家族経営の会員が多いです。大きな会社ならば研修や共益イベントが出来ますがそういうわけにはいかないので、青年会で「同地域、同業で同世代の」メンバーで悩みを打ち明けたり情報共有をしたりそんな場があることで、私も助かったので 組織を学んだり業界の歴史を学んだり出来るんですね。地域性がありますから一概に当てはめることは出来ないかも知れないですけど、都宅協としての青年部会や青年会はどんどん伸ばして行きたいなと思います。先ほど名前を挙げた8支部の他に、実はもう一つ20年ほど前に品川区支部さんが青年会に入れて貰えませんか?ということで加わっています。別に断る理由はありませんので、そういった意味で豊島区支部さんも是非青年会に参加を頂けたらと。
浅原:ブロックになったときに、文京区支部さんと荒川区支部さんの青年会が従来通りに活動を続けるのか、豊島区支部も含め一つにまとまるのか、どうでしょうか?
山﨑:出来れば、新しく豊島区支部単独で作るのではなく、文京さん、荒川さんの中に少しずつ入らせて頂き、その中で豊島区支部内での会員拡大が出来たらやり易いかと。いきなりは大変な面があるでしょうから少しずつ・・・。
小能:そういうのもいいと思いますよ。
柳:本部は「青年部会」と「青年会」に関してはどういった見解なのでしょうか?
小能:まずですね、本部は「青年部会は従来の32支部体制でやっていいですよ」と。その理由に多摩地域が広大な地域で合併しますので大変なのです。なので「青年部会は32支部今まで通りやって下さい。そのうえでまとまってもいいですし」というスタンスです。
「青年会」に関しては当然、独自で動いていますので、本部は何も言うことはないと。
浅原:女性はいらっしゃるのですよね。
小能:もちろん参加しています。
山﨑:豊島区でも、声をかければ30人くらいはすぐ集まるから、もっと本格的に声をかければ参加人数は伸びるかと。
小能:そうですね。
浅原:山﨑幹事長が団塊ジュニアの世代なので、その下になると急に少なくなってしまい我々の世代で10年後くらいは大丈夫かなと思っているのですけど・・・。
柳:20代、30代の世代ですね。
小能:ちなみに私の倅が33歳ですけど、青年会に所属して、私の父も青年会に所属をしていましたので親子三代という形が出来ていますね。
浅原:そういう繋がりをつくっておかないと、先細りになってしまいますよね。
井田:うち(荒川区支部)は新規入会で入られた会員さんがいたら、青年会長に「すぐ行ってこい!」とスカウトに行かせるんです。
山﨑:うち(豊島区支部)は「青年部会」に所属をしてくれても、活動が年に数回なので、自分が青年部会に所属しているという意識が低いんですね。しっかりとした組織を作れたら、文京区さんや荒川区さんのような形ができるのかなと。
柳:青年部会ということで、支部から活動費が出てその範囲で活動をしますからね。
山﨑:他の法人会や商工会も青年会は会から活動費が出て、且つ会員から活動費も集めているんですね。そうすれば会員個々の所属意識が高まって、活動も盛り上がるのかなと。
浅原:会費徴収方法は?
井田:荒川区支部は古いやり方ですが、担当役員が直接手集金ですね。
小能:文京区支部も同じです。集金に行くとコミュニケーションをとれるのが良いんです。
浅原:なるほど。
井田:荒川区支部では青年会が発行する「川の手不動産ニュース」というのがありまして、もとは台東区支部さんがやっていて、自分たちの空き物件の情報を集めて製本して会員の皆さんにお配りしている小冊子なんですね。昔は「それが欲しいから青年会に入りたい」という方もいらっしゃるくらい、今ではネット検索ですけど、昔は近隣の確かな情報を紙の情報にしていて、今でも続いているかと思います。
そうすると噂を聞きつけた行政の高齢者福祉課担当者などから声がかかったりして広がっていくんですね。
浅原・
小能:いいですね。
山﨑:そういうところを取り入れたいのですけど、豊島区支部は範囲が広いので温度差があって・・・。
浅原:豊島区は池袋が入会者多いのですけど、退会者も多くて、池袋外周の大塚、巣鴨、駒込、椎名町、東長崎のような地域が親子で長くやっている会員が多く、役員になってくれる方も多いです。若い人も入ってくるのですけど、合理的な商売最優先の方が多くてもちろん本業商売大事ですが、困ったときに助け合おうという部分が少ない方だと・・・。
柳:バーベキューなどは本当に楽しそうで、良い企画ですね。
小能・
井田:そうですねぇ。
山﨑:年に2回くらいの活動では、横の繋がりを強くするのは難しいですねぇ。
小能:そういったことで「若手の育成」というのは第四ブロックとして大きくて大切なテーマですね。
井田・
浅原:楽しみになってきましたね。
柳:とても建設的な意見交換ができていると思います。
大分時間が迫ってきたのですが・・・。
小能:最後に一つ私からよろしいですか?支部報作成されていますよね?これ、とてもお金がかかるんですよね。これを電子化する方向で出来たらと・・・。
浅原:豊島区支部では半分以上電子化しています。来年度の予算は全て電子化で組んでいます。
小能:それは良かったです。そのノウハウを教えて頂けると大変有難いです。今回豊島さんのやり方を学ばせて貰えたら。
山﨑:文京区支部の支部報を拝見しましたけど、クオリティーがとても高いですよね。
柳:私は逆に三浦(文京区支部情報委員長)さんに色々と教えてもらいたいことが沢山ある程で。
浅原:ただ、年配の会員さんで紙媒体の支部報を望んでいる方々がいらっしゃるんですよね。全部を電子化は極端かもしれないので、役員改選時などの節目などは紙媒体などで発行が出来たらバランスが良いかなと。
小能:第四ブロック統合に関して「第四ブロックニュース」なんてコーナーにして「来年度は組織が変わるんですよ。事務局は現在豊島区支部さんの事務局になりますよ」なんて会員の皆さんにお知らせはしています。浅原さんがおっしゃったように時折「紙媒体で全会員に配布」も効果的にお知らせ出来て大切でもあり、電子ですと読んでもらえない可能性があって、少しずつ電子化へ変化させながらも、比較的ドラスティックにやっていかないと、お金がなくなってしまうんですよね。
浅原:支部のお知らせを FAXからメールに切り替えるのは?
小能:文京区支部はやります。
井田:荒川区支部は準備中です。やります。
柳:どうしても先輩会員の方にはメールやネットが扱えないという事情があって、切り捨てるわけにはいかないですからね。
小能:この間、山﨑幹事長からそのお話を伺っていましたので、課題はあるのですが少しずつ解決していければと思います。よろしくお願いします。
柳:そろそろまとめにお願いを致します。
浅原:役員のほうはコミュニケーションがとれているので、第四ブロックは順調にスタートができそうですが、事務局の事務負担がどうなるかが気になりますね。
小能:支部会員全員はもちろん、特に区と区の狭間の会員さんに対して「これから第四ブロックになるんだよ」と認識を持って頂いて、今まで以上により緊密な連携をとってくれると嬉しいですね。
井田:広報ですね。広報を充実させていきたいですね。昔は支部役員と青年会がうまくいってなかった時代もあって、それを乗り越えて今があったりもしまして。
浅原:今度はそういう諸先輩の座談会をしてみたらいかがですかね(笑)
柳:そうですね!歴史を学ぶということで、そんな企画もいいですね。そろそろお時間になりましたので、本日はこのあたりでお開きにさせて頂ければと思います。お忙しい中お集まり頂き、とても充実した会話を有り難うございました。
浅原・
小能・
井田・
山﨑:ありがとうございました。