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2期目区議・佐藤ごういちの区議会日誌 No.8

文京区の「地域振興・まちづくり」に
支部が影響力を持つための取り組み(5)

文京区議会議員 東京不動産企画株式会社(東地区4班)代表取締役 佐藤豪一

それでは文京区に相応しい、都市計画審議会の構成委員とはどのようなメンバーなのでしょうか。
先ずは現状を見てみましょう。
現状では、区がキャビネットとして承知している①専門性のある大学の教授等3名、②区管轄の警察や消防等官公庁代表3名、③区議会議員7名、④公募区民3名の合計16名で構成されています。これを⑤区の職員の理事者(課長や部長クラス複数名)で運営しています。
この現状で重要な区内の都市計画を決定して良いのでしょうか、メンバーを考えてみましょう。
①のメンバーは専門性が高いも区から招致されていて区の意向を組む進行をします。
②のメンバーはそれぞれの立場で遵法性があるか考えますが、基本的には区の意向を組む進行に従います。
③問題は区議会議員であると思います。議員らは広く浅く様々な分野の諸問題に対処しますが、不動産や建築の専門性に乏しく①のメンバーの進行や⑤区の理事者の意見やお願いに流されやすい、対抗する知識が不足しているメンバーだと考えます。議員の名誉のために補足しますが、それぞれの案件においてしっかり自習し、第三者の意見を自分の意見の参考にしますが、それにしても、様々な意見に臨機応変に対応して独自の意見を自信をもって話すほどの知見はないと言えます。
④の公募区民に関しても選出は行政に興味のある一部の区民の中から区が選出する偏ったメンバーであり、選出の経緯も議会には報告されず、不透明です。
このような委員の構成で有意義な審議などできないと考えるのです。
私が思う、本当の区内の合意形成を取れるメンバーとは次の通りです。
①キャビネットは区(行政)招致委員1名、区民代表2名(区内産業団体1名、自治会(町会)や商店街等代表1名で審議会会長は3名より選出。
②についてはそのまま区管轄の警察消防等。
③については会派などの利害が難しいですが、5名いれば十分と考えます。
④については公募区民の現状では知識に乏しい私的な意見が多くキャビネットを困らせていることがあるので1名もしくは2名で十分であると考えます。
⑤については審議会には影響しないためそのまま。
そこで私の意見として3名から4名の区内産業・経済団体や自治会(町会)や商店会等の代表を入れ、それぞれの立場で団体の意見として話を伺うことにより、区民の立ち位置に近い意見、地域の特性や地の利を生かした未来に向けた区の都市計画決定をしていくべきであると提案しているのです。
私の提案では、既に①のキャビネットにも区民側の代表が2名入っています。さらに3名から4名の区内団体や自治会等の代表で委員が構成されることによりグッと区民との合意形成に尽くした都市計画審議会になると思いませんか?

文京区を日本一の自治体、日本一の「まちづくり」をするために私の議員活動は続きます。

ツーブロック禁止の理由(ワケ)

千田貴則 北地区2班/(有)仲良ハウス

先日、中学二年生になった息子との会話でこんなことがあった。
通っている中学校の先生曰く「ツーブロック禁止」と。それに対して息子が「おかしいよね?」私は、なぜ禁止なのか訊いてみたが、本人も理由を先生に尋ねたわけではなく、言われるがまま「禁止」だから「ツーブロックはしてはいけない」と心に留めたが、どうやら腑に落ちないでいたらしい。息子はツーブロックにしているわけではないのだが。
「ツーブロック」というのは髪型のネーミングで、サイドは刈り上げるが対して頭頂部の髪は長さを残す。刈り上げ部分を露出させたり、残した髪でサイドを隠したり。アラフィフの私が高校生の頃にも流行ったが、この数年も何度目かのブームで、幅広い世代にタイプを問わず受け入れられているので、私としてはスタンダードな髪型だと思っていた。
校則で禁止されているのかも?と二人で生徒手帳を見てみた。髪型の項には「中学生らしい清潔な髪型」とし、脱色、染色、パーマなども禁止。眉、耳、襟に髪がかかってもいけない、とある。しかし「ツーブロック禁止」とは書かれていない。
「その先生は禁止のほうがいいと思っているだけなのかもしれないね」と私。先生の真意はわからないが、流行り=風紀の乱れといった単純な考えなのでは、という気がしてならない。
「ところで、校則って変えられるの?」と息子。もしも学校のルールを変えたいなら、同じ意見を持つ人を集め、生徒会で話し合い、校長に要望書を出すなどやり方があるということを伝えた。また、ツーブロックにしてみたいのであれば、「清潔な髪型」であると父親として先生に申し出ても良い、とも。
ただ、学校や先生は生徒を縛るためにルールを作っているのではなく、生徒が安全に生活できるようにルールで秩序を保ってくれている。ルールがなく自由にしていいと言われたらどうする? 制服を着なくてもいい、どんな髪型でもいいと言われたら? みんなどんな服装で学校に行くかな? 制服があるっていうのは毎朝服に悩む時間も手間もかからず、ある意味楽でみんなにとって平等なことでもある。自由でいることには責任が生じるのだ、と親なりの考えと気持ちを伝えてみた。
「それはたしかにヤバいかも……」ルールがなくなったら、今の自分ではまだどのように行動したらいいかわからないかもしれない。ましてや、仲良くしている友人のなかのちょっとやんちゃなタイプのアイツ……。自由にしていいとなったらアイツがまず調子に乗って暴走するのではないか。髪をツーブロックにしてやりたい放題するアイツの姿やそれに右往左往する自分の姿……。びびり屋の息子は秩序のなくなった学校生活を想像し、「ルールの必要性や大切さ」を少し理解し始めたようだった。
そんな会話が一段落したとき、テレビのニュースで今日逮捕されたという男の姿が映し出された。バチバチと焚かれたカメラのフラッシュのなか、うつむきながらも上目遣いに鋭い視線を投げたその若い犯人は、ゆるいパーマのかかった髪でサイドがキレイに刈り上げられたキメキメのツーブロックだった。
それを見た息子は苦い顔をし「ツーブロックはヤバいかも……」との答えに至ってしまった。

今年は、コロナも落ち着きのほほんとした日常で

自分は去年、一昨年と2年続けて、この時期に支部報の編集後記を担当させていただいています。
その時の原稿を読み直してみると、2年続けてGW中のステイホームの事を書いているのですが去年の原稿で、今年の編集後記ではもう同じ題材で書くのではなく、元の生活に戻っていることを祈念して結んでいました。
その祈り通り、まだ新型コロナウイルスの感染拡大は予断を許さない状況ではありますが、生活自体はかなり元の状況に近いところまで回復したのではないでしょうか。
ようやく、普通にGWが過ごせるのが、嬉しい反面、編集後記の題材をどうしようかと考えながら、何とはなしにテレビでニュース番組を見ていると、4月の7日に漫画家の藤子不二雄A氏がお亡くなりになったとのニュースがありました。
子供のころは怪物くんや忍者ハットリくん、大人になってからでも笑ゥせぇるすまんなどのアニメ作品を好んで見ていましたので、また昭和を代表する人がお亡くなりになったと寂しく思い見ていると、彼の座右の銘として「明日やれることは、今日やるな」という言葉が紹介されていました。
座右の銘としては、「今日のことは明日に延ばすな」的なものになるのが、一般的な考えで実際実行するのは、結構難しいのではないでしょうか。
でも、今の忙しない世の中に生きる上で、「あまり無理に急がなくても大丈夫なんじゃないの」というゆったりとした気持ちをあえて座右の銘にする氏の人柄が、世の中を斜めから見たような皮肉まじりの作品にも表れていて深く感銘を受けていました。
しかし、横で一緒にテレビを見ていた妻に、「凄く良い事を言うよね」と振ってみると、「もの凄い業績を残した人が言うとかっこよいけど、あなたは普段から自堕落に生活しているから、自分が肯定された気がして気持ち良いだ
けなんじゃないの」と笑ゥせぇるすまんの喪黒福造(もぐろふくぞう)
ばりに皮肉られたのですが、それもそうかと自分でも妙に納得してしまいました。
因みに、「明日やれることは、今日やるな」という言葉が本当にあるのか調べたところイタリアのことわざらしいです。
そのことも、確かにご陽気な感じのするイタリアらしいことわざだなと妙に納得いたしましたとさ。

(広報協力委員 寺村安弘)

青年会の福田先輩を想う

先日、青年会の福田先輩がお亡くなりになりました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。
福田先輩と青年会事業を一緒に行ったことはありませんが、青年会の会計監査では何度もご指導頂きましたし、様々な昔の青年会事業の話をその都度、春日の居酒屋の「遠州屋」や「萬月」で伺いました。
青年会の50周年記念事業では岩崎先輩との対談形式で、様々な昔からの青年会での出来事や歴史を2時間以上伺い、記事にしたこともありました。
また青年会の総会では監査代表をお願いしていましたが、総会が始まってもなかなか現れないため、会社に電話しても不在…。携帯は所持していないので、会社隣の遠州屋へ試しに電話してみると、お店で飲んでいて「よしわかった!いますぐ会場に向かう!」と言って、青年会総会に途中参加して頂いたりと、想い出は数限りなくあります。
そんな青年会に50年以上も会員として長い間在籍してくださり、温かく青年会活動を見守ってくれました。
本当に、ありがとうございました。ゆっくり休んでください。

(広報担当委員 奈良部年緒)

年頭のご挨拶『会員利益の拡大と消費者保護に邁進』

公益社団法人 東京都宅地建物取引業協会 文京区支部 支部長 小能 大介

明けましておめでとうございます。
会員の皆様には健やかに新年をお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。
平素から支部運営にご理解とご協力をいただき、心より感謝申し上げます。
さて、昨年は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため一年延期となり57年ぶりに開催された東京 2020オリンピック・パラリンピック競技大会が皆様の記憶には新しいのではないかと思います。
開催前から中止か開催か、また観客を入れるか入れないか等の議論がなされ混乱もしましたが大会がスタートすると日本代表選手の活躍はめざましく多くのアスリートがメダルを獲得し我々に素晴らしい夢と希望の光を与えてくれました。
一方、新型コロナウイルス感染症もワクチン開発により一時的に終息に向かったかに見えましたがオミクロン株の出現により再拡大をしております。
この感染症により全世界で多くの方々が亡くなり、現在でも治療をされている方々もおります。
亡くなられた方々に謹んでご冥福をお祈り申し上げるとともに現在治療されている方々の一日も早い回復を心からご祈念申し上げます。
今年の宅建業界については、昨年6月 15日に賃貸住宅管理業に係る登録制度が創設され賃貸住宅管理業を営む管理戸数 200戸以上の業者やサブリース業者に対し営業所または事務所ごとに業務管理者を1名以上配置し国土交通大臣への登録が義務づけられました
この登録制度につきましては今年2月に文京区支部主催で弁護士による研修会を行いますので多くの会員の皆様のご参加をお願いいたします。
その他にも新設や改正される法令等の内容に関しては会員の皆様に周知していただくために支部報や研修会等を通じて随時、情報提供をさせていただきます。
東京都宅建協会におきましては令和2年に組織財政改革特別委員会が組織され着実に制度改革が進められています。
令和4年度は3エリア、12ブロック体制を目指して我々文京区支部は荒川区支部、豊島区支部と共に3支部合同事務所を現豊島区支部事務所に移し、第4ブロック事務所として開設する事となります。文京区支部におきましては本年も文京区との協力体制を進め消費者の利益保護に努めてまいります。
現在、協定により行っております「不動産相談」「文京区創業支援事業」「育成室整備のための不動産情報提供に係る協定」「文京区における空き家等に関する特殊詐欺被害根絶および利活用に関する協定」については継続的に参画し、今後も行政機関や公共的団体との協定を締結し地域との協力関係を拡大してまいります。
また、文京区に対して新たな要望もしてまいります。
年々実績が上がっております「すまいるプロジェクト」については登録物件数を増やすための施策や入居者安否確認の見守り体制の充実、旧耐震物件への適用や面積要件の緩和及び入居者死亡費用特約を付保する借家人賠償責任保険を取り扱う保険会社との提携およびそれにかかる費用の一部助成の提案。
「都市計画審議会・文京区基本構想推進区民協議会・住宅マスタープラン改定委員会・文京区都市マスタープラン改定委員会への委員選出」については文京区を知り尽くした本協会からの委員の派遣などの施策提案を今後も継続して行ってまいります。
今年も会員の皆様の利益の拡大と本会、公益社団法人の目的であります宅地建物取引にかかわる一般消費者の利益の保護に努力してまいりますので、今年も皆様のご支援ご協力をお願い申し上げます。
本年が皆様にとって大きな飛躍の年となりますことを、ご祈念申し上げ新年のご挨拶とさせていただきます。

年頭のご挨拶『当協会の明るい未来を俯瞰した組織財政改革の実現を目指して』

公益社団法人東京都宅地建物取引業協会 会長 瀬川 信義

新年あけましておめでとうございます。
会員の皆様には清々しい新春をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。日頃から本部並びに支部事業に格別のご支援ご協力を頂き、心より御礼申し上げます。

将来を先読みする先見性を持つことが重要

昨年我が国では、夏にデルタ株が猛威を振るい感染者数が激増し、一時的に医療提供体制が逼迫しましたが、ワクチンの2回接種の普及・拡大や人流の抑制等の効果もあって、11月以降は全国的に感染者数、重症者数とも落ち着いていました。しかしながら、南アフリカ由来の新たな変異株オミクロン株の出現により、12月には国内でもその感染者数が増えはじめ、今年に入ってからは、沖縄県や東京都、大阪府をはじめ全国的に感染急拡大の傾向が顕著となるなど、予断を許さない状況となっています。
このような状況の中、3回目のワクチン接種、無料PCR検査、コロナ用病床の確保・拡充などコロナ対策に万全を期すべく、様々な準備や実施をされている関係者や医療などの現場の皆様の献身的な御努力に敬意を表するとともに、心からの感謝を申し上げる次第です。
さて、昨年の10月には岸田首相が誕生し、「成長と分配の好循環」等をコンセプトとした「新しい資本主義」の実現を目指した経済政策を進めておりますが、コロナ収束がいまだ見通せない中、経済の回復基調が完全に軌道に乗るか予測することはまだまだ困難であります。私ども不動産業界を見てみますと、非接触型による営業の定着や底堅い住宅需要等に支えられ、一昨年と比べ回復軌道にあるとも言われています。しかしながら、住宅業界での原材料不足が深刻な問題となるなど不安要因もあり、また、回復が遅れている分野もあるといった状況です。当協会会員においても、経営的に回復基調にある会
員の方々がおられる一方で、大変厳しい状況が続いている会員の方々もおられることと存じます。当協会では、今年も引き続き、感染拡大防止対策に取組みながら、会員の皆様のお力になれるよう努力を続けてまいります。
昨年9月の国のデジタル庁創設を契機に、社会のデジタル化の流れが加速しています。不動産業界もその例外ではなく、今年5月には宅建業法の改正により、契約時の押印が廃止されるとともに、重要事項説明書や契約の電子交付が可能となるなど、不動産取引における契約業務のデジタル化が急激に進むことが見込まれます。
こうした時代の流れを俊敏に捉え、将来を先読みする先見性を持つことがこれまで以上に重要となっております。当協会としても、会員の皆様のニーズを汲み取りながら、電子契約などの新たな実務にも的確に対応すべく、関係団体とも緊密に連携して、会員へのサービス支援等に努めるとともに、不動産業界の更なる成長・発展に寄与してまいりたいと考えております。

コロナ禍でも着実に会務を執行

さて、四期目の会長に就任して早いもので一年半が経過いたしました。この間コロナ禍で強い制約を受ける中、可能な範囲にはなりますが着実に会務を執行することができました。これも会員の皆様のご協力のお陰と考えております。この場をお借りして改めて御礼を申し上げます。
会務の状況ですが、昨年は徐々にではありますが感染状況を注視しつつ再開した事業がある一方、コロナ禍により引き続き中止せざるを得ない事業もございました。非対面のWEB研修については、通信環境が整っていれば、時間を気にすることなくいつでも参加できることから、昨年度にも増して、より多くの会員並びに従業員の皆様に受講していただくことができました。今後も内 容を充実させ、より一層会員の皆様の業務に役立つものになるよう改良を重ねてまいります。
引き続き公益法人として求められる事業を進展させることや、東京都をはじめ行政の各種審議会等への役員派遣による協力を行うこと、そして、会員支援の充実を図ることなどを念頭におき、今後とも当協会の発展のために邁進いたします。
また、会務運営についても、ウィズコロナ・ポストコロナ社会を見据えて、デジタル技術の更なる活用などにより継続的に既存の仕組みを見直し、業務の効率化を図ってまいります。

組織と財政の改革を車の両輪として推進

令和2年度より、組織財政改革特別委員会を立ち上げ、当協会の中長期にわたる安定的な組織運営のための組織財政改革に取り組んでまいりました。
今回の組織財政改革の検討に当たっては、このままの組織体制・会務運営では早晩運営が立ち行かなくなるとの強い危機感の下、組織財政のあり方をドラスティックに見直す方向で鋭意検討を重ねてまいりました。昨年は組織改革の一環として、現状の32支部6ブロックの組織を
12ブロック3エリアに抜本再編する定款・定款施行規則の変更案を社員総会にてご決定いただきました。そして、この決定を受け、当協会の新たな組織体制における会務運営スキームの確立に向けた協議を迅速に行い、会務運営の大枠となる新ブロック規程及び新エリア規約を理事会で決定いたしました。
また、懸案であった公益法人としての財政健全化に向けた財政改革にも着手し、コロナ禍が長期化しても遊休財産保有制限など公益財務三基準を永続的に遵守し得る仕組みを検討し、「遊休財産」及び「特定資産」の取扱いに関する事務処理説明書として整備し、理事会で承認をいただきました。

このような当協会の明るい未来を俯瞰した、まさに歴史的とも言える組織財政の大改革を確実に実現していくためには、新たな組織の拠点となる事務所の選定及び移転をはじめ、今後処理しなければならない実務課題は山積しています。これからも一つ一つの課題の処理に着実に取組み、山頂を目指して、垂直登攀(とうはん)の姿勢で、会員の皆様を支援する力を高めるべく、皆様とともに歩んでいく決意でございます。

困難な状況下でも叡智を尽くして未来を切り拓く

さて、昨年の東京オリンピック・パラリンピックは新型コロナウイルスの影響の中、史上初の無観客での開催となりました。様々な理由から開催は不可能とも思われましたが、結果として多くの国や地域等が参加して開催され、感動の余韻を残して無事閉幕いたしました。改めて我々にスポーツの素晴らしさを思い出させてくれるとともに、未来につながる希望の大会になったと考えております。
オリンピック・パラリンピックの開催に見るように、いかに困難な状況下にあっても叡智を尽くすことで未来を切り拓くことは可能であると確信いたしました。我々にとって、厳しい状況はまだまだ続くと存じますが、業界が一致団結して現下の難局に立ち向かっていくことで、必ずや明るい未来が待ち受けていると考えております。
今年も公益社団法人として求められる責務をしっかり果たし、皆様とともに当協会の充実を図ってまいりますので、皆様の一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。
新しい年が皆様にとりまして、また業界にとりまして更なる発展を遂げる飛躍の一年となることを祈念して、新年のご挨拶とさせていただきます。

東京ドームホテル「天空」にて文京区支部新年会を開催いたしました

総務委員長 中村哲也

本年の新年会開催に際しましては、昨年より、東京ドームホテル側と綿密な新型コロナウィルス感染防止対策の打ち合わせを行ってまいりました。
どの会場には何人入れるの?テーブルには何名迄?こちらの希望人数に合う会場は取れるの?会場が取れない場合は?そもそも、新年会開催して良いの?
色々と葛藤しながら、東京ドームホテル側の感染症予防対策基準で最大収容人数114席、一番大きな会場「天空」を予約することができました。「天空」であれば、ご参加いただく皆様にもご安心していただけるだろう!と、少々ホッとした気分になったことを覚えています。
当日、事前準備で「天空」に入った瞬間の感想は「ひっ・・・・広い」で、司会席からの眺めも圧巻でした。定刻の18時、星副支部長の開会宣言に続き、小能支部長の年頭挨拶では、来年度からの始まる支部統合のお話しに会場の皆様が真剣な眼差しを向けていらっしゃったことを、司会席より感じておりました。東京都宅地建物取引業協会 瀬川会長、東京都宅建協同組合 飯野理事長、東京都宅建政治連盟 久保田会長にご挨拶をいただいた後、当支部の寺村顧問より「おめでとうございます!」のご発声をいただき宴が始まりました。
ご来賓の紹介に続きまして、井上幹事長による新入会員様のご紹介スピーチで盛り上がってきた所で、今回のサプライズ、尾崎監査役によるピアノ独奏が始まりました。
ザワザワしていた会場が、一瞬にして静寂に包まれ、後に大きな拍手が鳴りやまなくなりました。それほど感銘を受けた演奏でございました。尾崎監査役には心から感謝申し上げます。
原総務副委員長のちょっとなまった名司会による福引抽選会では、株式会社東京ドームホテル様、東京ケーブルネットワーク株式会社様より豪華な景品もご協賛いただき、はずれ無しで、全員に福を届けていただきました。
定刻の20時に、新井顧問による中締め~閉会の辞をもって新年会の幕を閉じました。
最後も、ソーシャルディスタンス、距離を取りながらの退出にご協力いただきました。
今回無事に開催できましたのも、ご参加いただきました皆様、運営のお手伝をいただきました支部役員・青年会の皆々様のご協力があってからこそ。と、心から感謝申し上げます。誠にありがとうございました。

地区活動報告

副支部長・幹事長 井上慶太

令和4年度支部役員候補として、各地区から地区長、監査役、幹事が選出されました。コロナウイルス感染拡大状況に配慮し、対面での地区会は行わずに委任状や書面評決による選出を行う地区もございましたが、会員の皆様のご理解・ご協力により、以下の皆様に決定いたしました。既に決まっている選挙管理委員も合わせて掲載いたします。

東地区(委任状による)
地区長:(株)電話住宅相談所 生川 宝夫
監査役:(有)同興不動産 福田 知治
班長を兼ねる幹事:
1班 (株)タープ不動産情報 三浦 孝志
2班 実用春日ホーム(株) 児玉 隆
3班 (株)電話住宅相談所 生川 宝夫
4班 (株)脇坂不動産共報会 脇坂 元博
班長を兼ねない幹事:藍ハウジング(株) 藍田 匡孝
選挙管理委員:松本住販(有) 松本 政

西地区(2/25地区会による)
地区長:(株)明治コーポレーション 井上 慶太
監査役:(株)松屋 尾崎 眞理子
班長を兼ねる幹事:
1班 (株)後楽土地 川辺 浩二
2班 (株)明治コーポレーション 井上 慶太
3班 (株)ハウジングパートナー 渡辺 武志
4班 後藤不動産(株) 後藤 隆
班長を兼ねない幹事:実用ライフサポート(有) 中村 哲也
選挙管理委員:(株)福や商事 中野 謙一

南地区(1/13地区会による)
地区長:(株)ギヤマン 宮本 修二
監査役:未選出
班長を兼ねる幹事:
1班 (株)ツナシマ 綱島 陽介
2班 すきや不動産 上野 拓哉
3班 (株)ギヤマン 宮本 修二
4班 (株)日生不動産 小能 大介
班長を兼ねない幹事:浅川造園土木(株)
選挙管理委員:(株)エイコーポレーション

北地区(書面表決)
地区長:(有)はせがわ住販 長谷川 秀樹
監査役:山口建設(株) 山口 巌
班長を兼ねる幹事:
1班 曙不動産 豊島 弘江
2班 (有)南桜商事 奈良部 年緒
3班 (有)はせがわ住販 長谷川 秀樹
4班 (有)保全 原 晴紀
浅川 昇班長を兼ねない幹事:(有)仲良ハウス 千田 貴則
田中 秀和選挙管理委員:(株)駒込不動産 奥野 光績

高齢者の居住支援について文京区のセミナーを文京区支部が後援

~長谷川秀樹消費者保護推進委員長が登壇

令和3年10月27日(水)、文京すまいるプロジェクトの一環として行われた「文京区居住支援セミナー」を宅建文京区支部が後援いたしました。当日は長谷川秀樹消費者保護推進委員長が高齢者を受け入れる際のポイントなどについて講演しました。
当日の模様を文京区 福祉部 福祉政策課 福祉住宅係のご担当者にご寄稿いただきましたのでここに掲載いたします。

〈寄稿〉文京区居住支援セミナーを開催しました

文京区福祉部 福祉政策課 福祉住宅係

令和3年10月27日(水)に文京区居住支援セミナーを開催しました。
文京区では、住まいにお困りの方への居住支援と地域への理解促進を目的に、昨年度から賃貸住宅オーナー、不動産店向けのセミナーを開催しています。
今年度は、「高齢者の入居」への理解促進をテーマに、貴支部会員の(有)はせがわ住販代表取締役長谷川秀樹様をはじめ、様々な分野で活躍されている方にご登壇いただきました。
第一部では、居住支援法人ホームネット(株)の種田聖講師から、高齢化が進む中での賃貸市場の現状と、高齢者に安心して住まいを提供するために活用できる制度をご紹介いただきました。

第二部の前半では、長谷川講師から、高齢者を受け入れる上で重視するポイントを実務的な観点からお話しいただくとともに、高齢者の入居に理解のある賃貸住宅オーナーにもご登壇いただき、入居者との関わり方について、長谷川講師と息の合った対話形式でお話しいただきました。後半は、文京区社会福祉協議会の地域福祉コーディネーターから、地域での見守りづくりや、単身高齢者向けに実施している住まい方支援についてご紹介いただきました。
当日の参加者アンケートでは、多くの方が、以前よりも高齢者の受け入れに対する考えが前向きに変わったと答えてくださいました。
住まいは生活の基盤であり、誰もが住み慣れた地域で安心して暮らし続けるためには、住まいの確保が必要不可欠です。区では、入居者だけでなく、家主も安心して住まいを提供できるような取組みをご案内するとともに、地域全体での協力体制を築けるよう、今後も啓発活動を進めてまいります。
最後に、文京区で実施している「すまいる住宅登録事業」についてご紹介します。
この事業は、高齢者・障害者・ひとり親世帯(以下、高齢者等という)の入居を拒まない住宅として、民間賃貸住宅を区に登録し、住まいにお困りの高齢者等に紹介する事業です。
対象となる方が入居した場合、入居期間中は継続して区から家主へ謝礼金をお支払いします。あわせて、安否確認や緊急対応など、入居者への様々な見守りを提供するとともに、居室内での死亡に対する費用補償も行います。また、登録にご協力いただいた不動産店へ入居1件につき、家賃1か月分(上限65,000円)の成約謝礼金をお支払いします。
すまいる住宅は、1住戸単位で登録が可能です。登録後に一般の方で入居が決まっても問題ありません。居住支援に興味がある方、募集の間口を広げたい方は、登録可能な空室がありましたら、ぜひ、すまいる住宅への登録を検討されてみてはいかがでしょうか。
なお、すまいる住宅の登録は、区に登録された不動産店である「住まいの協力店」を経由する必要があります。事業の詳細は、区ホームページ(「文京区すまいる住宅」で検索)をご覧ください。

『文京街づくりセミナー』を開催

2021年11月26日(金)、宅建文京区支部青年会主催「文京街づくりセミナー」を文京区民センターにて開催しました。
今回は衆議院議員の辻清人様、自民党文京総支部長の中屋文孝様、文京区議会議員の佐藤豪一様にお時間を頂き、街づくりをテーマに第1部として講演、その後第2部としてセッションを行っていただきました。
第1部の講演では、先生お一人ずつ、街づくりに対するお考えや、ポイントとなることなどを伺いました。
第2部のセッションでは先生お三方と青年会会長綱島が壇上に椅子を並べ、各々違う立場からの街づくりに対する動き方や、連携の方法などについてお話を伺いました。
終了後アンケートでは「国・都・区の役割がより理解できた」、「特区を利用しての不動産活用について勉強になった」などの反響を頂いております。
今回のセミナーにご協力いただいた皆様、参加頂いたお客様には深くお礼申し上げます。

(研修副委員長 伊藤英明)